Facebook広告をこれからはじめる方は、「ドメイン設定」を必ずやっておきましょう。ドメイン認証をしていなくても広告は出稿することができますが、大きなリスクがあります!
iPhone IOS14アップデートの対応策としてもドメイン認証は必要になりますし、ドメイン認証をしていない広告アカウントは停止(BAN)されるという話しもよくききます。
広告アカウントが停止になると広告が出稿できなくなってしまうので、これでは本末転倒ですよね。広告を出稿する前に必ず設定しておくことをおすすめします!
Facebook広告のドメイン認証とは?
ドメインとは簡単に言えば、インターネット上の住所のようなものだと思ってください。
あなたもわたしのこちらの記事へ飛ぶときにURLというのをクリックしたと思います。
「https://megu7.com」の「megu7.com」部分がドメインという名前になります。
この「megu7.com」は、わたし専用のドメインになりますので、
他の人が使うことができません。
つまり、Facebook広告のドメイン認証とはFacebook側に「megu7.com」の所有者は自分であるということを証明するということになります。これにより、コンテンツの安全性や信頼性を保障するものです。
Facebook広告ドメイン認証の影響
そもそも、Facebookを運営しているmeta社は
- 自社ドメインの不正利用を防止する
- ドメインを利用した不正行為を防ぐための機能
- AppleのiOS 14リリースが広告やレポートに及ぼす可能性のある影響
という観点から、ドメイン認証をすることをおすすめしています。
逆にいうと、ドメイン認証をしていないアカウントは「不正利用されていたり、悪質な業者によって嘘の情報などが発信されている可能性がある」と判断されてしまう可能性があるということです。
それによって、少しでも不審なアクティビティ(不審な操作)が検出されると、利用を停止させられる可能性があるということになります。
また、meta社はドメイン認証を行っていないアカウントはインプレッション単価が高くなるということも発表しています。つまり、広告配信時にマイナスの影響が出るということです。
上記なような点から、Facebook広告をするならドメイン認証は必須設定であるということが言えます。
ドメイン認証の方法
ドメイン認証のやり方は複数あるのですが、一番簡単な設定「DNSからの設定」のやり方について解説していきます。
①ビジネスマネージャーを開いて、左上三本線から「ビジネス設定」を選択します。
https://business.facebook.com/overview
②左側のメニューから
「ブランドセーフティ」→「ドメイン」を選択します。
③【追加】をクリック
④『ドメインを追加』というポップアップがでてくるので
自分のドメインを入力します。
※ルートドメイン、サブドメイン不可
※https://などは入力しません
⑤『オプションを1つ選択してください』
【ドメインレジストラーでDNSTXTレコードを更新する】を選択
⑥2.手順に従って、このTXTレコードをDNS設定に追加してください。にある
テキストコードをコピーする(クリックするとコピーされます)
⑦エックスサーバーの管理画面サーバーパネルを開く
⑧「ドメイン」→「DNSレコード設定」をクリック
⑨DNSレコード追加を選択
ホスト名:空欄でOK
種別:TXTを選択
内容:先ほどコピーしたテキストコードを貼り付け
優先度:そのままでOK
【確認画面へ進む】をクリック
⑩確認して【追加する】をクリック
⑪ビジネスマネージャーの画面に戻り【ドメインを認証】をクリック
⑫「自分のドメイン」が認証されました。
これで、ドメイン認証のやり方は完了になります。
まとめ
ここまで、ドメイン認証とは?ドメイン認証の方法について解説しました。想像以上に簡単だった!と思った方は多いのではないでしょうか?
10分もあれば、設定ができてしまうものになるので必ず広告を出稿する前にやっておきましょう!