プロフィール
ブログやメルマガで文章を書く際、誰に向けて文章を書きたいのか
これを明確にしておくことはすごく大切になってきます。
このように自分の中にある「代表的な読者像を設定する」ことをペルソナといいます。
しかし、このペルソナも検討違いの読者像を作りあげてしまうとどんなに一生懸命文章を書いたとしても、読者に響くことはありません。
では、どのようにペルソナを設定すればいいのか解説していきたいと思います。
どうしてペルソナを設定するのか?
例えば、あなたは化粧品の販売員をしているとします。
販売している化粧品コーナーの目の前では様々な人が行きかっています。どんな人に声をかけますか?
きっと、あなたは「大人の女性」をイメージされたと思います。
そう、声をかけたのは「大人」の「女性」ということです。
でも、目の前には様々な人が行きかっているので「子ども」「男性」もいた訳です。では、どうして「大人」の「女性」だったのか。
それは、いわずもがな。「子ども」も「男性」も化粧はしないからですね。
あなたは化粧品の販売員をしているので化粧品を売ることが仕事のはずです。なのに、化粧品をしない「こども」や「男性」に声をかけてどんなに良い化粧品かを説明しても買われることがないからなんですね。
同じように文章を書く時に、ペルソナを設定していないと検討違いな人に声をかけ一生懸命商品の説明をしている状態になってしまうということです。
ペルソナの決め方
1人の人物像を思い描く
でも、ペルソナの決め方が案外わからないという人も多かったりします。ペルソナは「1人の人」を思い描ければ思い描くほどよくなります。
例えば、ペルソナを「30代女性」にすると世界中には30代女性は沢山いますよね?これでは、1人の人を思い描くことは出来ませんね。
例えば「30代女性」でも
- 独身・既婚
- 子供がいる・いない
- 専業主婦・会社員
- 職業
- 住んでいる場所
- 友人関係
と決めることができます。そうやって、細かく設定すればするほど1人の人物像を思い描くことができます。
自分より一歩手前の位置にいる人
ペルソナの一番簡単な決め方は、自分より一歩手前の位置にいる人を設定することです。
つまり、自分が通ってきた道にいる人たちです。
なぜなら、あなたの気持ちを一番伝えられやすい文章を書くことが出来るからなんですね。
例えば、「子育てママ」なら「妊娠中のママ」の気持ちになって文章を書くのは案外簡単だったりします。
妊娠したとたんに眠くて眠くて、毎日何時間でも眠れたとか。
おなかが大きくなると何をしてても苦しくて寝返りも辛くて。
初めてのこむらがえりも体験した。トイレも近くなったとか。
始めて胎動を感じた時は本当にこれが胎動なのかな?という小さなポコポコとした感じだったけど、本当にお腹にいるんだと。愛しいと感じることができたとか。
自分の体験したことや悩みなどを思い出しながら書くことができるんです。
体験したからこそ感じる気持ちや悩みというのを書くことで伝わる文章ができるんです。
でも、50代男性の気持ちになって文章を書いてください。と言われたらどうですか?
1回、2回程なら想像して文章を書くことができるでしょう。でも、書く続けるとなると必ず無理がでてきてしまいます。どっかでほころびが生じてきてしまうでしょうし、内容の薄い文章になってしまうと思います。
まとめ
今回は読者に伝わるペルソナの決め方について解説しました。あなたが体験して感じたことや悩みは必ず共感してくれる人というのがでてきます。
ぜひ、ペルソナを決めてあなたしか伝えられない文章というのを書いていってください。
それでは!